弱者を切り捨てる「骨太の方針」に「×」。

「×」 社会保障も聖域とせず…「骨太の方針」素案
読売新聞 6月4日(火)15時7分配信

 政府の中期的な経済財政運営の方向性を示す「骨太の方針」の素案の全容が判明した。

 財政再建の指標である国と地方の「基礎的財政収支(プライマリーバランス)」を2020年度までに黒字化する国際公約を守ることを明記した。目標達成に向け、医療や介護、年金などの社会保障支出についても「聖域とせず、見直しに取り組む」ことを盛り込んだ。政府は6日の経済財政諮問会議に素案を提示し、14日に閣議決定する方針だ。

 素案は、日本銀行による大胆な金融緩和、政府の機動的な財政政策、成長戦略による「3本の矢」の効果が続くようにするには、「財政健全化への取り組みは極めて重要」と指摘した。

 その上で、「強い経済を実現することを通じて、すべての日本人が誇りを持てる国を創る」ことを目標に掲げ、経済再生と財政健全化の両立を目指す方針を明確に打ち出した。

 具体策として、高齢者が医療機関にかかる際の自己負担割合の見直しを検討するとしたほか、不正受給が問題となっている生活保護のあり方も早期に見直す。地方の財政再建の取り組みを後押しするため、行政改革などを推進する「頑張る地方」に対し、地方交付税を優先配分する新たな方式を導入する。


「3本の矢」の効果を続かせるためには、「財政健全化」が重要だそうだ。

「3本の矢」の恩恵を受けるのは大企業や富裕層であり、「財政健全化」のために切り捨てられるのは社会保障を必要とする弱者だ。

マスコミはアベノミクスで消費が伸びたなどとオメデタイことを言っているが、庶民の安価な日用品はほとんどが輸入品であり、円安の影響で値上がりは確実だ。

更に消費税の増税、社会保障までカットとなれば、庶民の生活は破綻するしかないのではないか。

「強い経済」の「トリクルダウン」が幻想であることはすでに証明されたし、「日本人の誇り」はそんな安っぽいものでいいのか。

「骨太の方針」は日本の格差を拡大し、社会を不安定化するものでしかないだろう。

  
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コメント

ここ最近、あまり聞かれなくなったのですが、「景気をよくして」という言葉。
また参院選挙の時にポンポン痛い痛いのぼくちゃんは言うのでしょうが、
「景気をよくする、給料をよくして」のスローガンをいっぱいききたいです。

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