辛口書評家 豊崎由美さんに「○」

「○」 書評家の豊崎由美さんが、石原都知事の芥川賞審査員辞任を歓迎した。
都知事の発言に対しても、当然批判的だ。
エライ!!

「×」 それにしても、野田総理の「消費税増税は現政権ではやらないから公約違反ではない」という屁理屈には、心底呆れ返った。

国民を馬鹿にするのも、いい加減にしてもらいたい。

「×」 アメリカでは大統領選の候補者選びが始まり、共和党のロムニー候補に対して、対立候補が「庶民を犠牲にして巨万の富を築いた」などと攻撃しているそうだが、何を今更だ。

高額所得者の減税を進めてきたのは共和党であり、庶民を犠牲にして金持ちを優遇するのが共和党本来の政策なのだから、共和党候補がロムニー氏を批判するなど、お門違いも甚だしい。

著名投資家のウォーレン・バフェット氏の言うとおり、「責められるべきはロムニー氏や私ではなく、政策や法律」であり、共和党自身だ。
スポンサーサイト

「月刊G2」創刊。

【喜】 休刊していた講談社の雑誌「月刊現代」の後継誌として、このたびノンフィクション雑誌「月刊G2」が創刊された。

矢野絢也氏による「池田大作氏のこと」など、なかなか面白そうな内容だ。

値段は結構張るが。



言論誌の相次ぐ休廃刊が続き、良質なノンフィクションに触れる機会が少なくなっていたが、これで少しは希望が持てるだろう。

本屋にあれば、買ってみようかな。



昨夜の飲み会でちょっと盛り上がり過ぎて、今日は仕事中も眠くて困った。

でも、楽しかったから良しとしよう。


だまされることの責任

【怒】 今日も朝から不愉快な気分になった。

朝刊に「竹中式マトリックス勉強法」などという竹中の本のクソ広告が出ており、竹中のニヤケタ顔を見てしまったからだ。

あの顔を見るだけでも腹立たしいのに、その本が結構売れているらしいから、ますます腹が立つ。

誰が竹中の本なんか、有難がって買うのだろうか?



竹中・小泉の「官から民へ」「規制緩和」「小さな政府」の新自由主義、弱肉強食の競争万能政策で、日本社会はズタズタに引き裂かれてしまった。

そこまで社会を破壊しておいて、その競争に勝ち抜くために、更に勉強しろ、そのために自分の本を買えと言うのだから、竹中という奴はどこまで貪欲な男なのだろうか。



しかし、郵政民営化に騙されて自民党に300議席を与えてしまい、現在の格差社会を作ってしまいながら、再びその首謀者の竹中に騙されようとしているとは、騙される方もあまりにも学習能力がないのではないのだろうか。



今、「だまされることの責任」佐高信×魚住昭(角川文庫)を読んでいる。

その中の一節。



敗戦直後に、日本人のほとんどが「だまされて」戦争に突入したと言い、自分の責任を溶解させようと思っていたころ、伊丹(万作)は「だまされたものは正しいとは、古来いかなる辞書にも決して書いてはない」と断定し、「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」と主張した。

そして、「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう、と喝破したのである。

残念ながら、その後の日本は伊丹のこの指摘通りになった。




確かに竹中を使い続けるマスコミ、出版社も問題だが、それにいつまでもだまされ続けるならば、騙される方にも問題ありと言わざるを得ないだろう。


悪貨は良貨を駆逐する。

【哀】 月刊「現代」が休刊するというので、最終号を購入した。

月刊「現代」は、ノンフィクションの発表の場として貴重だっただけに、その休刊の影響は大きなものがある。

http://moura.jp/scoop-e/mgendai/



去年あたりから雑誌の休・廃刊が相次いでおり、私も昨年の「ダ・カーポ」以来、「論座」、月刊「プレイボーイ」、「ヤングサンデー」、そして今回の月刊「現代」と、最後の記念に購入してきた。

国鉄ローカル戦の廃止前に、駆け込みの乗客が増えるようなもので、それなら普段から買えよということだが、雑誌もそうそう買える物でもない。



しかしこういうリベラル系(?)の雑誌が苦戦する一方、「正論」「諸君」「WILL」などの右翼雑誌は、よくは知らないが比較的堅調なように見える。

「憎まれっ子、世にはばかる」のか、「悪貨は良貨を駆逐する」のか。

残念である。

審査員。

【喜】 もう、ひと月以上前の話だが、芥川賞と直木賞の受賞者が決定した。

ふだんはあまり興味があるわけではないのだが、今年は特別だ。

なぜかというと、直木賞を受賞した桜庭一樹さんが、わが県の出身だからだ。

この受賞は、県内ではかなりの話題になったし、ローカル放送局のアナウンサーが彼女のクラスメイトだったりして、なかなか盛り上がった。

そして、受賞作の「私の男」という作品は、なかなかの問題作のようだ。

「オール読物」の今月号に、直木賞の選評が載っていたので読んでみた。

作者の可能性を評価する意見が多かったが、林真理子氏と渡辺淳一氏は、厳しい意見を述べていた。

特に林氏は、感情的に好き嫌いを述べているだけのようで、ちょっと嫌な感じだった。

とにかく桜庭さんには、今後ますます頑張ってもらいたいと思う。



【怒】 そしてついでに文藝春秋を見ると、芥川賞の選評が載っていた。

ここでゴーマンかましていたのが、石原都知事殿だ。

曰く、「軽くて薄い」。

しかし、都知事自身の書かれた「太陽の季節」は、そんなに「重くて厚い」作品だったのだろうか。

非常に疑問である。



極めつけは去年製作した、「俺は君のためにこそ死にいく」という特攻隊映画だ。

これこそ薄っぺらな、お涙頂戴ナショナリズム映画だったことは、興行成績がさっぱりで巨額な赤字を出したことでも明白だ。

他人に文句を言う暇があったら、自分のことをもっとしっかりやったほうがいいだろう。



文藝春秋社も、受賞作以来ほとんど文学的業績のない傲慢男を、いつまで審査員にしておくつもりなのか。

早く審査員を辞めさせなければ、芥川賞の権威に傷がつこうというものだ。

プロフィール

Author:mankiru
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新トラックバック
最新コメント
トラックバックピープル
国民が主人公
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

QRコード
QR
検索フォーム
FC2カウンター
リンク
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示